沿革

古今兼学
語文双修

本専修は昭和四十三年(1968)に目加田誠教授を主任として発足しました。

平成十四年(2002)より中国文学専修から中国語・中国文学専修と改め、平成十九年(2007)より学部改編にともない中国語中国文学コースとなり、現在に至ります。

大学院は昭和四十八年(1973)に修士課程、同五十年(1975)に博士課程を備え、学部と同様、平成十六年(2004)より中国文学専修から中国語・ 中国文学専攻と改め、平成十九年(2007)より大学院改編にともない人文科学専攻のもと中国語中国文学コースとなりました。

早稲田大学中国文学会は専修専攻の発足にともなって昭和五十一年(1976)に組織され、年二回の大会を開くとともに、機関誌『集報』と研究誌『中国文学研究』を発刊しています。

本コース(専修専攻)の目標である「古今兼学・語文双修」について、学会の創設にあたった澤田瑞穂教授はこう書かれています。

はるかに目ざすは浩洋たる学海である。その研究対象も、古典のみに偏することなく、また現代新文学のみを追うものでもなく、一気通貫して各時代それぞれの芸林の芳華に接することを念願とする。

――『集報』第一輯所載「渠成る」より