早稲田大学坪内博士記念演劇博物館では、2013年6月7日(金)より8月4日(日)まで、「アジア演劇仮面展——館蔵コレクション」を開催しています。博物館が所蔵している300点を超える仮面資料から、中国・韓国・インド・インドネシアなどの仮面78点を厳選して展示しています。中国に関連するところで言えば、「説唐」ものの薛仁貴や『三国演義』の関羽・黄忠など貴州省安順地戯で実際に使われた仮面や、四川省端公戯の仮面・糸操り人形などを数十点展示しています。他にも、インドのガネーシャ(像の頭の神)やマヒジャースラ(水牛の悪魔)、タラカ(頭に五つ骸骨を頂く悪魔)など人間離れした形相をした鬼神や、韓国のデフォルメされた人物の仮面など、見所いっぱいの展示となっていますので、お足を運んで頂けたら幸いです。
場所:早稲田大学坪内博士記念演劇博物館 企画展示室Ⅰ
会期:2013.6.7(金)〜2013.8.4(日) ※会期中の休刊日:なし
開館時間:10時〜17時(火・金曜日は19時まで)
主催:早稲田大学坪内博士記念演劇博物館
(文責:中文D3・演劇博物館助手 石井)