以下の通り講演会を開催いたします。ご関心のある方はぜひご出席ください。
ご出席を希望される方は、「お問い合わせ」のコンタクトフォームからお申込み下さい。開催前日に参加用URLをお知らせいたします。
(視聴にはPCもしくはスマートフォンにあらかじめZoomアプリをインストールしてご利用下さい。)
1.日時:2020年11月14日(土) 14:00~16:00
※Zoomによるオンライン開催となります。
2.講演者:武田一顕氏(TBS政治記者、1991年本学第一文学部中国文学専修卒)
3.演題:ドキュメント日中関係、失われた信頼と、誤解の連鎖~私の体験談から
4.概要:
1972年9月、田中角栄と毛沢東、周恩来が握手してから70年代から90年代にかけては、日中政治家の蜜月時代だった。日中の政治家は、信頼関係の中でお互いを利用し利用されていた。が、99年、小渕総理の招きで、江沢民国家主席が訪日した頃から、雲行きは怪しくなる。靖国参拝を繰り返す小泉政権の下、日中関係は誤解の連鎖に突入する。
小泉政権以来、毎回総理訪中に同行し、日中関係に関心を寄せる政治家とも関係の深い武田一顕氏が、21世紀の日中関係を実体験から紐解く。日本と中国、政治家同士の個人的信頼関係は、もう不要なのか?嫌中と反日が日中関係を動かすのか?今後の関係も大胆に占う。
〇講演者プロフィール
武田一顕(たけだ かずあき)
1966年生まれ。1991年本学第一文学部中国文学専修卒。在学中に香港中文大学留学。94年から98年、TBS北京特派員。その後、TBSラジオ政治記者。香港フェニックステレビなどにも(中国語で)出演。総理の中国訪問には毎回同行取材。現在も日中の政治をウオッチ。著書に「ドキュメント政権交代」、共同執筆「証言 天安門事件を目撃した日本人たち」。