2013年夏季合宿報告・回顧

中文合宿期

星 由香里・山田 恭輔

 昨年八月、毎年恒例の中文合宿があった。場所は千葉県鴨川市の「鴨川セミナーハウス」。学部二、三、四年生、院生の方々、そして先生方も参加してくださった。総勢三〇名で、今回は初めて借り切りバスを利用。一日目の朝は遅刻する人もなく、順調なスタートを切った。バス内ではお菓子を食べながらそれぞれ話に花を咲かせ、みんな遠足気分だ。四時間程の長旅ということで、サービスエリアで途中下車して観光を楽しむ場面もあった。

 セミナーハウスに着き、まず中国映画を見た。タイトルは『高考』。上海の、大学受験をテーマとしたコメディ映画だ。日本の大学受験との共通点や相違点を探しながら作品を楽しむことができた。夕食の後は、食堂に酒とお菓子を大量に持ち込み、待ちに待った宴会だ。先生方の出張土産の中国のお菓子に加え、「白酒」や「紹興酒」など、中文ならではの豪華なお酒が並んだ。そしてみんなほろ酔いになってきたころ、いよいよ勝負の時が来た。豪華景品をかけた、チーム対抗戦ゲーム大会だ。中国語を使った伝言ゲーム、ジェスチャーゲーム、クイズを行い4つのチームで戦った。結果、岡崎先生チームが優勝した。ゲーム終了後も、お酒を片手に話は尽きず、初日にも関わらず夜中まで宴会は続いた。

 翌日は朝から三つのグループに分かれてそれぞれの授業に参加した。一つ目は楊達先生の授業『中国語以外使用禁止の餃子づくり』。レシピも中国語ということで、手と頭を動かしながらのみんなで協力し合い、楊先生こだわりの餃子をつくった。

 二つ目は、院生の楊さんの授業、『映画に字幕をつけてみよう』だ。昨日鑑賞した『高考』の場面を思い返しながらみんなで意見を出し合いブラッシュアップしていく。中国語を学びつつ、妄想力もフル活用して楽しい時間を過ごした。

 三つ目は、院生の陳さんの授業『台湾語を学ぼう』だ。初めて学ぶ台湾語は、一見難しいが、リズムに乗って楽しくフレーズを覚えることができた。

 餃子班がつくった餃子は、昼食にみんなでおいしくいただいた。皮を贅沢に二枚重ねた絶品餃子。すぐに売り切れた。

 昼食後はセミナーハウスを飛び出し、総合運動場へ。その名も『中文ソフトボール大会inサマー』。二手に分かれ、ソフトボール大会をした。初めてバットを握る女子も多く、先生方の熱い指導が入る。炎天下の中、真剣勝負だ。結果はチーム楊先生の勝利!その後は、サッカー、バドミントン、テニスなど、各自好きなスポーツを夕方まで楽しんだ。

 夕食が終わり、なんと二日目の夜も飲み会開催。昨日よりもみんなの距離が縮まったようで、ソフトボール大会の疲れも忘れ夜な夜な盛り上がった。千野先生のテーブルでは花札に挑戦、助手原田さんの卓では恋愛話が聞こえてくる。気づかぬうちに一気にみんなの距離が縮まっていたようだった。

 そしてあっという間に最終日。二手に分かれ、朝から活動を開始。一つ目のグループは院生の石井さんが教えてくださる『古琴講座』。立派な古琴が繊細な音を奏で、初めて触れる伝統的楽器に感動した。

 二つ目のグループは、浜辺を目指して散歩に出かけた。真夏の太陽の下、汗だくになったが、美しい海に癒された。浜辺でみんなが走り回る姿はまさに青春だった。そうして朝から思いきり楽しみ、少し寂しさを感じながら帰路に就いた。

 映画や中国伝統の楽器、餃子づくりなどを通して、普段の大学の授業では味わえないような、中国の文化を肌で感じることができた。また、勉強ばかりだと思いきや、思いきり外で遊ぶこともあれば、思いきり飲むこともあり、非常に楽しい時間を過ごせた。そして何より、先輩・後輩、先生方と親睦を深められた貴重な機会であった。来年の中文合宿も非常に楽しみだ。

 

 

2014年10月25日 | 学部生エッセイ「夏季合宿」 |

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